2017Xは、開発者のDenzi氏およびAbyssal Escapeグループによって制作されたRobloxの非対称型ホラーゲーム『Abyssal Escape』に登場する、高プレッシャー型のラッシュダウンキラーです。凄まじい勢いと執拗な追跡を武器とする2017Xは、マッチ開始時には古典的なソニックの器を装っていますが、やがて侵食に呑まれていきます。10分間のマッチを通して同じ能力を維持する通常のキラーとは異なり、2017Xは3つの異なるフェーズを経て進化し、最終的には怪異に満ちた「ビーストフォーム(Beast Form)」へと完全変貌を遂げます。
進化フェーズと形態の変化
『Abyssal Escape』のマッチは時間経過に伴う3つのフェーズを通じて進行し、キラーが強化されていきます。2017Xの場合、フェーズの移行によって外見、基礎ステータス、そしてアクティブアビリティが根本から変化します。
| フェーズ | 形態名 | 通常攻撃(M1)ダメージ | 主要パッシブ | アビリティの焦点 |
|---|---|---|---|---|
| フェーズ1 | 基本形態(The Real Sonic) | 20 | 最高速度(Top Speed) | 高機動力、ダッシュ加速、単体追跡 |
| フェーズ2 | 薄れる妄想(Cracked Face) | 35 | 最高速度 / 強化された追跡 | 通常攻撃ダメージの増加、チェイス圧力の向上 |
| フェーズ3 | ビーストフォーム(Broken Face) | 35(遠距離範囲) | 焦燥(Impatience) | スキルセット全面刷新、掴みコンボ、範囲跳躍、視界妨害 |
フェーズ1:基本形態の技構成
フェーズ1の間、2017Xは素早い加速を活かして一気に距離を詰めます。通常攻撃(M1)のダメージは20であり、序盤の瞬間火力は控えめですが、優れたチェイス速度でそれを補います。すべてのアビリティと通常攻撃は共通のスタミナゲージを消費します。スタミナは走行中に自動回復し、歩行中にはさらに高速で回復します。スタミナ切れによって通常のダッシュ速度が制限されることはありません。
トップスピード / Top Speed(パッシブ)
ダッシュすると画面下部の専用ブーストゲージが蓄積されます。最大まで溜まると、「トップスピード」を発動してキャンセルするまで超高速のダッシュを持続できます。ブースト中、2017Xにはマップ上の全サバイバーの位置が強調表示され、移動しながら自由に通常攻撃(M1)を繰り出すことができます。
アビリティ1:アクセラレーションダッシュ(Acceleration Dash)
短いためを作った後、猛烈な速度で前方へ突進します。ダッシュ中に一度だけ急旋回できるため、回避を試みるサバイバーを捉えることが可能です。ターゲットに命中すると15〜20のダメージを与え、わずかにノックバック(反動)が発生します。ダッシュが外れた場合でも前進の勢いは維持されるため、熟練プレイヤーはそのままプレッシャーをかけ続けることができます。クールダウンは15秒です。
アビリティ2:スピンダッシュ(Spin Dash)
回転する球体のように体を丸め、その場で力を溜めます。突進距離と威力はチャージ時間に応じてスケールします。
- タップチャージ:短い突進を行い、5の小ダメージ(削りダメージ)を与えます。
- フルチャージ:地形を横断するように高速射出され、最大5回ヒットして合計25ダメージを与えます。
壁に衝突しても急停止せず、綺麗に跳ね返ります。サバイバーに直撃させると相手を後方へ吹き飛ばしつつ、2017X自身の勢いも一定量維持されます。クールダウンは15秒です。
アビリティ3:オブセッション(Obsession / 執着)
カーソルでサバイバーを狙うと、そのサバイバーを2017Xのメインターゲットとしてマーキングします。マークされたサバイバーの近くにいる間、2017Xは強力な戦闘バフを獲得します:
- アビリティクールダウン短縮 30%
- スタン持続時間短縮 30%
- 移動速度上昇 25%
マークされたサバイバーの輪郭は壁越しに強調表示されます。サバイバーが一定時間視線を遮り続けるとマークは消滅します。ターゲットに攻撃を命中させると、一時的な追加スピードブーストを獲得します。クールダウンは35秒です。
フェーズ2:薄れる妄想(Delusions Fading)
マッチ時間が経過すると、2017Xはフェーズ2に突入します。その見せかけの姿が崩れ始め、顔全体に亀裂(ひび割れ)が走るようになります。
このフェーズでは、通常攻撃(M1)のダメージが35に増加します。さらにアビリティにも強化特性が付与されます:
- 基本のダッシュが「プレイアロング(Play Along)」へと変化し、命中すると相手の頭蓋骨を握り潰す掴みシークエンスへ移行。3回にわたって各10ダメージを与え、瀕死の体力閾値にあるターゲットを即座に処刑します。
- 長時間のスピンダッシュを維持することでオーバードライブ状態に突入し、次に出すセカンダリアビリティが強化されます。
- 「オブセッション」の追跡可能範囲が拡大し、対象を捕捉した瞬間に2秒間の即時スピードブーストを獲得します。
フェーズ3:ビーストフォーム(Broken Face)
フェーズ3に到達すると、2017Xは偽りの姿を完全に脱ぎ捨て、本来の姿である「壊れた顔(Broken Face)」と呼ばれる巨体かつ引き伸ばされた異形の獣へと変貌します。従来のスキル構成はすべて破棄され、純粋な怪力を振るう技構成へと一新されます。
遠距離範囲通常攻撃
通常の近距離パンチが失われ、代わりにM1は前方へ向けて地面を叩きつけるグラウンドスラムへと変化し、衝撃波による範囲攻撃(AoE)で35ダメージを与えます。この一撃は密集した複数のサバイバーを巻き込み、低い障害物の背後で乗り越えや周回(チェイス)を試みるターゲットにも届きます。
焦燥 / Impatience(パッシブ)
「トップスピード」に代わって付与される「焦燥」パッシブは、2017Xのアビリティ発動モーションを大幅に加速させ、硬直時間を短縮します。これにより、攻撃を連続して繋げたり、攻撃を外した後の立て直しを素早く行うことが可能になります。
アビリティ1:ヴィシャスグラブ(Vicious Grab)
前方へ飛びかかり、サバイバーの足を掴み取ります。捕らえたサバイバーを床に何度も叩きつけ(20ダメージ×2回の打撃)、マップの彼方へと投げ飛ばします。投げた後の硬直解除タイミングが優秀なため、即座にM1のグラウンドスラムへ追撃を繋げて負傷したサバイバーをノックダウンできます。
アビリティ2:サベージジャンプ(Savage Jump)
発動すると、地面に円形の着弾範囲が広がります。もう一度ボタンを入力すると空中へと飛び上がり、指定地点を押し潰すように急降下します。サバイバーに直撃すると10ダメージを与え、一時的なラグドール(行動不能)状態にして相手の機動力を完全に無力化します。
アビリティ3:ロアー / 咆哮(Roar)
甲高い叫び声を放ち、周囲のすべてのサバイバーの輪郭を壁越しに強調表示します。近距離でこの咆哮を受けたターゲットは視界がぼやけ、一時的な移動速度低下(スロウ)を受けるため、その後のジャンプ攻撃や掴み技の回避が極めて困難になります。
立ち回り・攻略ガイド
2017Xを使う場合の立ち回り
- 「オブセッション」使用中は、マークしたターゲットへの視界(射線)を維持しましょう。スタン時間30%短縮効果により、サバイバー側の反撃(弱いパンチや障害物の投下など)を強引に無視して突撃できます。
- フェーズ1では、「Don't Drown」マップのような閉鎖的な通路でスピンダッシュを活用し、壁の反射を利用してサバイバーの逃げ道を塞ぎましょう。
- ビーストフォームに変貌した後は、「ロアー」でサバイバーの視界を奪ってチェイスを開始し、相手の進行予測先に「サベージジャンプ」で急降下、そこから「ヴィシャスグラブ」→「通常攻撃(M1)」のコンボを叩き込みましょう。
- スタミナ管理を怠らないこと。アビリティとM1攻撃の双方がスタミナを消費するため、空振りを連発するとサベージジャンプやダッシュが出せなくなる危険があります。
2017Xと対峙する場合の対策
- フェーズ1と2では、マップの高低差(垂直方向の地形)を最大限に利用しましょう。基本形態の2017Xは上下へのアプローチ手段が乏しく、高い足場やパイプ構造の上にいるターゲットへの攻撃に苦戦します。
- 「オブセッション」でマークされたら、すぐに高い障害物の影に隠れて射線を切り、2017Xの25%移動速度バフとクールダウン短縮を剥がしましょう。
- 直線的なダッシュのためモーションに合わせて、「ファントムリフレックス(Phantom Reflex)」などのパリィ系アビリティをタイミングよく発動しましょう。3回連続でパリィを成功させると2017Xがスタンし、チェイスの勢いを止めることができます。
- フェーズ3に突入したら、発電機やミストポイント周辺に密集しないようにしましょう。グラウンドスラム(M1)とサベージジャンプは範囲ダメージを与えるため、複数のサバイバーが同時に無力化される恐れがあります。
よくある質問(FAQ)
フェーズ3に変身した後もスピンダッシュは使えますか?
いいえ。フェーズ3に達すると「トップスピード」「スピンダッシュ」「オブセッション」は完全に失われます。これらは「焦燥(パッシブ)」「サベージジャンプ」「ヴィシャスグラブ」「ロアー」へと置き換わります。
スタミナが切れると2017Xは走れなくなりますか?
いいえ。『Abyssal Escape』では、スタミナは通常攻撃(M1)および特殊アビリティの使用によってのみ消費されます。ダッシュによってスタミナが減ることはありません(ただし、ダッシュ中のスタミナ回復速度は歩行中よりも大幅に遅くなります)。
サバイバーは2017Xの攻撃をガード・防御できますか?
「ファントムリフレックス(Phantom Reflex)」などの防御アビリティを装備したサバイバーは、パリィ有効時間内に攻撃を受けることでダメージを無効化し、スピードブーストを得ることができます。さらに3回連続でパリィを成功させると、2017Xを完全にスタン状態にできます。
Abyssal Escapeにおける2011Xと2017Xの違いは何ですか?
2011Xは初期キラーである「X(Crimson X)」の代替コスメティックスキンであり、固有のチェイスBGMとボイスラインが用意されています。一方の2017Xは完全に独立したキラーであり、独自のマルチフェーズ技構成、専用アニメーション、そしてビーストフォームへの変身能力を持っています。











