Abyssal Escapeの2017Xビーストフォームは、DenziおよびAbyssal Escapeグループによって開発されたRobloxの非対称型ホラーゲーム『Abyssal Escape』における、2017Xの致命的なフェーズ3の変身形態です。マッチ終盤のこの状態に到達すると、2017Xの標準的なラッシュダウン系のスキルセットは完全に失われ、基本のスピード性能の代わりに、残った生存者を排除するために特化した高威力のグラウンドスラム、短い硬直時間、そしてクラウドコントロール(妨害)能力が付与されます。

フェーズ3への変身の仕組み

『Abyssal Escape』のマッチは、試合時間の経過に伴ってキラーが段階的に強化される進化フェーズ構造を採用しています。標準ラウンドの制限時間は最大10分(プレイテスト設定では生存者1人追加ごとに75秒加算され、生存者が赤い霧を消散させることで短縮可能)となっています。

キラーは残り時間に応じて3つの異なるフェーズへと移行します:

  • フェーズ1:マッチ開始時に始まり、キラーの基本能力と標準的な20ダメージのM1攻撃を特徴とします。
  • フェーズ2:タイマーが減少すると発動し(標準テストでは残り約8分時点)、2017Xの「Delusions Fading」状態などの強化された追加効果が付与されます。
  • フェーズ3:ラウンド終盤(通常は残り約6分時点)に発動します。

マッチを通して一貫したスキルセットを維持するXなどのキラーとは異なり、2017Xはフェーズ3に入ると肉体的な変身を遂げます。その姿はグロテスクな「Broken Face」の獣モデルへと変化し、機動性重視の基本技から、アグレッシブで大打撃を与える近接戦特化の構成へと入れ替わります。

ビーストフォームのステータスとパッシブ能力

ビーストフォームへの変身により、2017Xの移動管理と攻撃テンポは大きく変化します。フェーズ1のパッシブである「Top Speed」—継続的なスプリントによって高速ダッシュが可能になる能力—はこの状態では無効化されます。

その代わり、フェーズ3では以下のステータス特性とメカニクスが導入されます:

  • ヘビーグラウンドスラム M1:2017Xは素早い基本攻撃の代わりに、より重い前方への地面叩きつけ攻撃を行います。デザインドキュメント上ではこの攻撃は遅めの攻撃速度で45ダメージと記録されていますが、プレイテスターの検証では前方範囲攻撃として35ダメージを与えることが確認されています。
  • Broken Faceパッシブ(Impatience):2017Xがビーストフォームに留まる時間が長くなるほど、アビリティの発動および硬直(リカバリー)モーションが高速化します。このパッシブによりアビリティのクールダウンがわずかに短縮され、技を発動した直後でも即座にターゲットの追跡を再開できます。
  • スタミナシステム:『Abyssal Escape』のすべてのキラースキルセットと同様に、ビーストフォームのアビリティと通常攻撃はスタミナゲージを消費します。スタミナは走行速度を制限せず、移動中も自然回復しますが、スタミナが枯渇すると一時的にアクティブスキルが使用できなくなります。

ビーストフォームの技構成の解説

ビーストフォームのスキルセットは、すべての標準アビリティ(加速ダッシュ、スピンダッシュ、ターゲット執着)を、索敵、突進、そして連続ヒットの掴み攻撃を組み合わせたものへと置き換えます。

1. Shattered Perspective / Vicious Grab

2017Xが前方に腕を振り払ってターゲットを捕らえます。生存者に命中すると掴みモーションへ移行し、2017Xは獲物の脚を掴んで地形に何度も叩きつけた後、投げ飛ばします。開発資料によると、この攻撃は各20ダメージ(合計40ダメージ)の連続叩きつけを2回繰り出し、生存者を拘束してその勢いを完全に削ぎ落とします。

2. Subtuge / Savage Jump

短距離を前方に溜め跳びする機動系アビリティです。着地時、周囲に局所的な範囲効果(AoE)の衝撃波が発生します。着地ゾーンに巻き込まれた生存者は10ダメージを受けるとともにラグドール(転倒)状態となり、体勢を立て直す前に2017Xが通常攻撃で追撃できるようになります。

3. Roar

2017Xが強力な咆哮を放ち、索敵ツールと範囲デバフの両方の役割を果たします。咆哮は壁越しに近くの生存者を探知し、一時的なアウトライン表示を付与します。また、咆哮の至近距離にいた生存者は画面が一時的に暗転・目くらまし状態になり、移動速度低下(スロー)を受けます。

基本形態 vs. ビーストフォームの比較

特徴基本形態(フェーズ1)ビーストフォーム(フェーズ3:Broken Face)
M1ダメージ20〜2535〜45(前方グラウンドスラム)
M1攻撃速度標準やや遅い攻撃速度
パッシブ能力Top Speed(スプリント加速の蓄積)Broken Face / Impatience(時間経過でモーション速度上昇)
移動スキル前方加速ダッシュ & スピンダッシュSubtuge / Savage Jump(ラグドールAoEを伴う跳躍)
掴み / バースト攻撃Play Along(フェーズ2の頭蓋骨攻撃)Shattered Perspective / Vicious Grab(床への連続叩きつけ)
探知スキルI See You, Buddy(単体ターゲットマーク)Roar(範囲索敵、スロー、画面目くらまし)

よくある質問(FAQ)

生存者は2017Xのビーストフォーム化を阻止できますか?

いいえ、阻止できません。この変身はマッチのフェーズ進行システムと連動しています。生存者はマップ各所の赤い霧ノードを消散させることでラウンド全体のタイマーを短縮できますが、そうするとフェーズ移行が早まり、かえって2017Xが早い段階でフェーズ3へと突入することになります。

2017Xはビーストフォームでもスピンダッシュを使えますか?

いいえ、使えません。体を丸めて突進するスピンダッシュは、2017Xのフェーズ1およびフェーズ2のスキルセット限定です。ビーストフォームになると、アクティブスキルバーは完全にShattered Perspective、Subtuge、Roarへと置き換わります。

Roarは生存者の視界にどのような影響を与えますか?

2017XがRoarを発動すると、至近距離にいる生存者は画面にフラッシュが発生し、一時的な暗転やボケ効果を受けるほか、移動速度が低下して角を曲がって素早く離脱することが困難になります。